2013-07-10 15:40:41

シミュレーターってどぅ?

テーマ:ブログ

『シミュレーターってどぅ?』って、最近良く聞かれます。


飛行機を操縦するときや、大型船舶を運転するときには、必ずシミュレーターで訓練してから実機を運転するんですよね。。。


車の免許を取るときにも、教習所でおもちゃみたいなシミュレーター、最初に乗りませんでしたか・・・・・



■シミュレータあれこれ

ボク自身のシミュレーターとの最初の出会いは、いまから25年くらい前かな・・・・ 擬似モールス符号をパソコンが発生し、アマチュア無線のCW交信するシムや、夜の滑走路だけを表現するフライトシミュレーターとかね。単純なソフトウェアが多かった。


当時はZ80A-CPUベースのソフトウェアなので、実在の事象を、簡単なモデリング化して、スキルを向上させる補助的な装置なのでした。。。


また、同じ頃、ボクはスキー競技に打ち込んでいたので、お金をかけないで、夏にどうやってスキーするか? がテーマで、スキー靴を履いて、学校の3Fの階段から1階まで滑り落ちる訓練や、一種のシミュレーションみたいなもので、グラススキーに挑戦し、グラススキーを上手く滑るために、カービングターンを覚えたのが懐かしいものです。


当時は、カービング技術は邪道で、スイング&グラインドや、外足一本エッジングが主流で、ボクのスキーテクニックは邪道の塊でしたが、その経験がモノコックスキーの開発や可動バインディングプレートの開発などに活かされたのです。。。



■時は過ぎ・・・

大学院の頃には、宇宙技術が大好きなボクは、『宇宙に行って実験したい!!』 と思っても、簡単には実現できないので、コンピュータを用いて、シミュレーションする手法を思いつき、いろんな計算をずーっと行っていたものです。


そんなわけで、『コンピュータを使ってシミュレーションする』という技法は、わりとボクには理解し易いのです。 


でも、全てをシミュレーションするのは難しいので、事象のモデリング化が大事になります。



■レースシミュレーター

学べることは限られます。全部がシミュレーターで習得できるとは限りません。本物のレースで覚えるしかないものもあります。


□NGな用途

 ・スリップストリームの上手な使い方

 ・バトル時のフェイント


□NGではない用途

 ・コースを覚える

 ・運転の基本的な技術習得や矯正

 ・マシンのセットアップ方向の確認



■一般的なシミュレーター

レーシングカー用のシミュレーターは安価にするため、重力加速度:Gを感じない仕様が多いのです。


人間は、レーシングカーを運転する場合、短期記憶(G覚・知覚)の情報認知を最初にし、その後に長期記憶(コースの照合・認識・判断)に基づいて意思決定をして、肉体の動作計画を立て、動作を遂行をするのです。


それらの一連の流れに基づいた行動結果がドライバーの運転能力として表現されます。


なので、筋力トレーニングをアピールするレーシングドライバーがいますが、筋力トレーニングは、動作の遂行だけにしか関連しないので、あんまり有効なトレーニングじゃないんですね。。。肉体鍛えて速くなるなら、陸上選手等は、みな速いドライバーになれるはずです。。。肉体トレーニングだけでは足りないんですよね。。。



■シミュレーターの目的

レーシングドライバーは、短期記憶の知覚エラー補正、長期記憶の引き出し整理のために、シミュレーターに乗る必要があるのです。(※実車に乗れれば必要ないけど・・・)


人間は、「間違った記憶」、「うっかり忘れ」、「間違った判断」、「間違った動作」、「手抜き」なので、エラーを起こします。それを矯正するためのシミュレーターなのです。



■シミュレーターのつぼ。

結論を言うと、シミュレータートレーニングは、すべての事象を表現できないので、目的に沿ったモデリング化と、良い先生が必要になります。良い先生とは、本当の先生でもよいですが、リモートセンシングで言うところのグランドトゥルースになります。要は正しい答えで、自分は、どこが合っていて、そこが間違っているのか?を知ることができる知識です。



■シミュレーター酔い

シミュレーターは誰でも乗れるのか? それは否です。シミュレーターは脳を鍛えるものです。脳を鍛えられない人は乗る必要がありません。


例えば、脳と人間の三半規管は密接な関係があり、実走行で重要な情報を三半規管は脳に伝達しますが、シミュレーターでは、Gを感じないので、脳と三半規管の情報伝達にミスマッチが起こり、脳がパニックを起こします。


なので、脳がパニックを起こすようだとシミュレーターには乗れないのです。後述しますが、脳波を計測する装置をヘルメットに取り付け、運転中の脳波を計ると面白いデータが取得できると思います。

※脳波計測装置は一番後に紹介します。


■シミュレーターのノウハウ

いろいろとシミュレーターにはノウハウがあるのですが、ここにそのノウハウは書きません。知りたきゃ、自分で調べりゃよいじゃん!! 図書館で本探すも好し、グーグル先生に聞くも好し、シミュレーター屋さんで体験するも好し。


いろいろと自分の経験+仮説+検証で答えを導くのは楽しいです。ボク、アスリートじゃなくて、只の研究者なので、肉体トレーニングしないで、レースに取り組むための大事なツールのシミュレーターはヒミツなの・・・・


P.S.

ウワサで聞く○○○基地の中にある戦闘機シミュレータって、実戦闘機よりも高価らしい。。。。シミュレーターって奥深いのね。。。


























参考:

脳波測定装置


Takamori博士の『レース研究室』-DCF00340.jpg

今日も秋葉散歩ですから・・・・

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2013-07-09 15:00:30

シミュレーター

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『運転以外は、なんでも得意!!』を自負する博士です。ボクが世の中で一番ニガテな事は、『車の運転』 ってのは結構有名な話ですよね?!


そもそも、ボク、エンジニア(園児に近いね。)だし。しょうがないでしょ。


後ろ向きな性格が屈折して、TOTALでは、若干前向きな性格なので、『苦手な運転を克服する事』は、キライではないのです。なので、しつこく運転の練習を繰り返していますが。。。


残念ながら、人並みの才能しかないので、レースで戦うのは、また、これが大変なのです・・・・



■何を鍛える?

反射神経はあんま良くないけど、記憶力・執念・体力・思考能力は、測定した結果、並以上らしいので、この辺の能力で足りない能力をカバーしましょうか・・・・


そもそもドライビングテクニックを向上するとか。。。。。ドライビングのサポートを受けるという概念を理解できる思考能力は残念ながら備わってないので、先行予測と経験則に基づいた機械操作の正確度合いをどうやって向上させるのか? って事だよね?


人間は、繰り返し同じ操作をすることを困難な業務としており、そういう作業に強くなるには、ヒューマンエラー分析(PSF)を向上させる必要があるみたい。。。で、それを向上させるには、反復訓練の他に、脳を鍛えるという作業が必須なのね。。。。。


ボク、反復訓練とか、めんどーな事に取り組めない性格なので、手っ取り早く、頭を鍛えますか!! 毎日5分勉強すれば、シューマッハにも負けなくなるテキストとか探せば良いんでしょ???


そんな本は、アマゾンの奥地にあるのか??? amazonくらいなら千葉の倉庫に取りに行くか、当日発送をお願いしてみるけど・・・ 


さて、どうしよう????



■マシンを鍛えたほうが楽じゃない?

ちょー短絡的な性格なので、なるべく、レースで楽したい!! なので、自宅のシミュレーターで、SUGOのGT-R GT3のマシンセットアップを進めますか。。。。


自分を鍛えるより、マシン鍛えた方が手っ取り速いんじゃない???


マシンの持ち込みセットを事前にシミュレーターで乗ってみて、レースウィークに入れれば、かなり楽だし。。。


こないだのマレーシアみたいに、予選までに1コーナー3回くらいしか練習できなくても、お家で引きこもって練習しておけば、ちょー楽チンだし。。。


でも、シミュレーターに実車のデータを上手くインプットしないと、アウトプットまで変わるので、なんの意味もなくなるので、そこらへんが難しいけど。。。


雑誌の付録DVDに、ろーちよが、GT-Rでコースレコード出したときの車載映像があったので、これを基に、タイヤグリップを○%アップさせ、路面のミュー、タイヤの構造、発熱温度、エンジン、ミッション、バックトルクなどの補正を沢山やって、そこそこイメージが沸いてきた感じ。



■シミュレーター

しかし、シミュレーターと言えども、運転するのめんどーなので、コンピュータ知能(AI)に運転させています。このAIにも出来るだけドライバーキャラクターを加味して味付けしてみていますが、博士キャラのAIが運転すると、なんでか、スピンしやがる。。。。


Takamori博士の『レース研究室』

やっぱ、AIでもろーちよの方が速い。。。。  


なんでだ???


200インチのスクリーンで、自分のアバターがマシンをスピンさせる姿は気分悪い。。。。


名前変えようかな・・・・・




P.S. 自分専用の私ミュレーターなので、貸し出しはしてません。。。。


2013-07-08 18:20:11

おつかれさまでした。 JOY耐 

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JOY耐も無事では無かったですが、なんとか終わりました。




チェッカー後には、豪雨でコースがビチャビチャ。。。雨降って地が固まると良いのですが、、、




JOY耐に参加された皆さんお疲れ様でした。




Takamori博士の『レース研究室』-DCF00387.jpg




結果は、DIJON Racingから参加したFit#48は総合16位、INTGRA#49は、総合70位と残念な結果に・・・・




Fitは、途中、総合TOPを快走していましたが、ストレートでタイヤがバーストするというアクシデントで、後方へ沈む残念な展開。




井上恵一と鶴田和弥の二人で7時間をしっかり走りきったので、まぁ、良かったんじゃないの!!と思ってます。なんせ、来週には、もてぎで5時間のS耐がありますから・・・・ 暑さトレーニングとしては最高の練習だったのではないでしょうか?








さて、問題は、インテグラ#49。




このたびは、各方面の皆様に、いろいろとご迷惑おかけしまして、大変申し訳ございません。




Takamori博士の『レース研究室』-DCF00381.jpg


ボクは、Aドラ予選とレース終盤にマシンチェックで数周走らせてもらいましたが、それ以外は、井上監督(今回はFitドライバーも兼任)のかわりに48号車、49号車の監督代行に専念していました。




JOY耐は無線機の使用がNGなので、モニターに49号車の監督、コントロールタワー3階への表示がでるたびに、ドキドキものでした。。。




追突、衝突、接触、黄旗無視、コースアウト、ほとんど全てのNG行為を全て網羅したようで、参加した皆様方へは、『大変申し訳ございません。』 としか言葉が見つかりません。




レース参加暦10年以上のベテランチームでドライバーを編成したのですが、、、、いつもと違うマシンにベテランの方々は苦戦したようで、、、なかなか冷静にマシンを扱えなかったようです。




ベテラン選手の皆さんなので、特にエンジン回転数以外は、厳しい制限はしませんでしたが、これはボクの認識の甘さで大誤算でした。。。みなさん、負けずキライは半端なく、、若いドライバーに抜かれるのがとってもお嫌いなようで・・・・・・・




来年は、エンジン回転数以外にも、走り方に制限を加えなきゃイケナイと考えております。




とりあえず、JOY耐の結果報告でした。。。

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